PNF今後の展望

 1993年に市川繁之氏が日本人で初めての国際PNF協会(IPNFA)の会員になり、現在 は約20人位の日本人会員がいます。しかし、ここ10年でまだ20人程度、しかも正会員は認定インストラクターの市川繁之氏ただ一人で、氏以外は準会員です。正会員になるためには認定インストラクターにならなければなりませんが、そのためには準会員はIPNFAの認定コースを受講していることと、IPNFAの認定インストラクターの推薦がなければなりません。このような日本人の会員数を考えてみると、まだ日本では正統なPNFが正しく広まっていないといえます。

 PNFコースを日本と海外とで比較してみると、発祥の地であるアメリカでは1950年代初期にコースが開催され、アメリカ全土に広がって既に50年以上の歴史を築いています。ヨーロッパでは、当時ドイツ、スイスなどからアメリカへ多くの人たちが渡り、勉強し、そしてヨーロッパにコースを開催したのが1980年代初期と云われています。一方日本においては、1997年に市川氏主催により初めて認定コースが開催されました。日本におけるPNFの歴史的な一歩を踏み出したことになります。なんとヨーロッパに遅れること約20年で初めて国際的なPNFコースが導入されたことになります。当時、市川氏が外国のインストラクターの招聘、宿泊、送迎などすべて一人でやっておりましたが、現在ではIPNFA認定事務局もでき、スタッフも増え、少しずつコースを主催できるような形態になってきています。

 現在の認定コースは、基礎コースが年3回、アドバンスコースが年1回程度行われています。1997年以来、現在では200人を超える受講修了者がいます。今後更なるコースを開催し、外国へ行かなくても日本で認定コースが受けられシステム作りになるように努力しています。それにはもっと多くの協力や賛同をしていただけるマンパワーが必要なのも現実です。そして正しいPNFの技術を得たインストクターが多数輩出され、日本全国のどこでも、このPNFの技術を望む人たちのために生かされるように、更なる技術の向上を目指して行くとともに、今後PNFが日本に正しく伝わり、正しく広まることを願っています。

  2002年3月 国際PNF協会認定インストラクター(現在は、国際PNF協会認定アドバンスインストラクター)
         市川 繁之のインタビューを通して